
こんにちは、らぼです。
今回は、ADHDと診断され最初にストラテラ(アトモキセチン錠)の服用を開始した体験談です。
ストラテラとコンサータ、結局どっちがいいの?
大人のADHDと診断され、いよいよ服用開始。その際、まず「ストラテラ (アトモキセチン錠) 」か「コンサータ」かの選択を迫られました。

ストラテラ (アトモキセチン錠) もコンサータも人によって効果の感じ方がまったく違うんだよね。
だから、キミにどっちが向いてるかとは一概に言えないんだけど、
と、先生が前置きしつつ教えてくれた「ストラテラ (アトモキセチン錠) 」と「コンサータ」のメリット・デメリットは↓こんな感じです。
コンサータのメリット・デメリット
コンサータ
~メリット~
・服用後、効果がすぐに現れやすい。
・継続して飲み続ける必要はなく、自分自身で服用する日を決めることができる。
(例えば仕事の忙しさに応じて飲む/飲まないを決められる)
~ デメリット ~
・副作用が大きく、不眠や食欲減退、体重減少が起きやすい。
・個人差があるが8時間程度で薬の効果が切れてくるので、夕方に疲れや症状が再発しやすい

ちなみにコンサータは向精神薬で、処方できる医者も限られてるんだ。
向精神薬というと不安になるかもしれないけど、依存する心配はほとんどないと言っていいよ。
ストラテラ(アトモキセチン錠)のメリット・デメリット
つづいて教えてくれたストラテラ(アトモキセチン錠)についてはコチラ。
ストラテラ (アトモキセチン錠)
~ メリット ~
・24時間を通して薬の効果が持続するので、常に症状を改善させることができる。
・コンサータと比較して副作用が少ない。
~ デメリット ~
・服用して効果が現れるまでに2週間~2ヶ月ほどかかる。
・効果を持続させるためには毎日飲み続けなければならず、高額な費用がかかる。
※現在はジェネリック(アトモキセチン錠)が発売され、費用は改善されました。

コンサータと違って効果に個人差が大きく、また服用しても1~2ヶ月効果が現れないことも多々あるんだ。こればっかりは服用しないとわからないよ。
最初はストラテラ (アトモキセチン錠) 20mgからスタート
依存の心配はないと言っても、向精神薬….。悩みに悩んだ結果、最初にに服用することに決めたのはストラテラ (アトモキセチン錠) 。理由は↓に書いたとおり。
・勤務スタイル(10時出社・22時退社)が夜型のため、1日中効果の持続するストラテラの方が相性がいい。(コンサータだと残業が辛くなる可能性がある。)
・コンサータは副作用が多いため、飲むのに抵抗がある。
・もしコンサータで効果が出てしまった場合、今後の人生が「コンサータなしでは生活できない」という強迫観念にかられるのではないか…と少し不安に。
特に3つ目の強迫観念は、なにかと依存しやすい自分にはコンサータは難しいのではないか…という思いからきたもの。これからの自分の変化にドキドキしつつ、ストラテラで始めることを告げると先生から答えが返ってきました。

ストラテラでもコンサータでも、人によってどちらが効くかは千差万別なんだ。だから、服用しながら今後、自分の中の変化を気にしてみて。コンサータへの切り替えも視野に入れて頑張っていきましょう。
「頑張っていきましょう」。少しナイーブになっていた自分に優しい言葉をかけてくれました涙。誰しも一番最初の服用は期待と不安が入り交じるもの。このとき、ボクも結構深刻な顔をしていたんだと思います。

ストラテラは子供の場合、体重によって服用上限が決まるんだけど、大人の場合は一日最大120mgまで服用可能なんだ。今回は最初だから、 効果はほとんど出ないけど薬との相性を確認する意味合いで 、朝10mg、夜10mgの計20mgから始めよう。
ちなみに、先生と話し合い、服用していくペースはこんなペースになりました。
開始 ~ 2週間目:20mg →薬との相性を確認するだけで効果はなし。
2週間目 ~ 4週間目:40mg
4週間目 ~ 6週間目:60mg →このあたりで徐々に効果を実感できるはず!
6週間目 ~ 8週間目:80mg
2ヶ月かけて徐々に増やし、80mgまで服用した時点で効果を確認することに。果たしてどんな効果が出るのか…?
服用後の変化は次回の投稿にて!それでは。
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